配合量のトラップに注意して安いものを選ぶ!
曖昧な配合量には落とし穴がある?
乳酸菌を摂るにあたって、1日の摂取量などに制限はありません。整腸作用などの面では、できるだけ多く摂った方が効果が期待できます。しかし、サプリメントには、それが効果のある量かどうかに関係なく、ほんのわずかでも配合されていれば「成分配合」と表記できてしまいます。ですから、サプリメントを選ぶ際には、1粒あたりや1日の摂取量に乳酸菌が何個入っているのかという、具体的な数字に注目しましょう。
また、より効率的に腸内環境を整えるためには、乳酸菌そのものだけでなく、乳酸菌の働きをサポートする成分も一緒に摂るようにすることが大切。例えば、乳酸菌の栄養分となるオリゴ糖や食物繊維です。これらの成分を乳酸菌と一緒に摂ると、乳酸菌を増やしたり、乳酸菌の働きを活発にしたりしてくれます。
具体的な数字で配合量が記載されているものが信頼できる
ヨーグルトや漬物といった食品ではなく、サプリメントで乳酸菌を摂るメリットとして挙げられるのが、乳酸菌の配合量が多く、腸内で機能しやすいということです。
サプリメントの場合は、生きて腸まで届く乳酸菌が厳選されていたり、胃酸に負けて死滅しないように加工されていたりします。そんな乳酸菌がきちんと腸内で働いてもらうためには、その量が重要です。1粒あたり、あるいは1袋あたりの配合量がきちんと明記されているものを選ぶようにしましょう。
乳酸菌は、生きて腸に届いた量が多ければ多いほど、乳酸を作り出しながら増殖します。それとともに腸内が酸性になり、蠕動運動も活性化し、悪玉菌の増殖も抑えられるなど、腸内の環境が整っていくのです。
毎日飲むものだからコスパは絶対高いほうがいい
乳酸菌はなるべく多く摂ることによって腸内環境が整えられ、腸内が若返って美容や健康などの面でさまざまな効果が期待できます。そんな乳酸菌の恩恵を受けるためには、どんな種類の乳酸菌がどのくらい配合されているのかという成分をきちんとチェックすることが重要です。同時に、食物繊維やオリゴ糖など、乳酸菌の働きを活性化してくれる成分も一緒に摂ることが大切です。
そしてもう1つ重要なのがコスパです。乳酸菌は体内に摂り入れても数日で排出されてしまいます。それは生きたまま腸まで届く乳酸菌サプリメントでも同じこと。毎日摂り続けることが大切なのです。そうなると、あまりにも高額なものでは続けられません。
自分の目的に合った必要な成分がきちんと含まれていること、厳格な品質管理に基づいて製造されていることといった信頼できる品質であると同時に、なるべく安いものを選んで毎日飲み続けるようにしましょう。コスパの高さにこだわってサプリを選べばよりおトクな感覚が味わえます。サプリメントとコスパは切っても切れないものなのです。