ひと言で乳酸菌といっても、その種類も働きもさまざまです。腸内環境を整えてどうしたいのか、という目的に合ったサプリを選ぶようにすることが大切です。

目的別に、安全製法で作られたサプリ

一番手軽に乳酸菌を摂れるのはサプリ

乳酸菌やビフィズス菌は、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌の繁殖を抑え、環境を整える役割があることが分かっています。そんな乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれているのがヨーグルトや乳酸菌飲料、それに漬物など。とはいえ、乳酸菌やビフィズス菌は数日で体外へと排出されてしまうため、腸内環境を整えるためには毎日摂り続けなくてはなりません。

よっぽど意思が強く、生活も規則正しい人なら大丈夫かもしれませんが、数日外食が続いたりするだけでも必要な乳酸菌やビフィズス菌は不足してしまう可能性があります。毎日欠かさずに必要十分な量を摂り続けるには、食事だけでは必ずしも十分とは言えないのです。

そこで注目したいのがサプリメントです。持ち運びも簡単で少量で多くの乳酸菌やビフィズス菌を大量に摂ることができるサプリメントなら、飲み忘れてしまったりする心配もなくて効率的。きちんと選べば毎日ヨーグルトを食べるよりもコスパも良くなるはずです。

自分の目的に合った乳酸菌が配合されているものを選ぶ

乳酸菌やビフィズス菌を効率的に摂るにはサプリメントがベスト。しかし、乳酸菌やビフィズス菌のサプリなら何でもいいわけではありません。きちんと自分の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

腸内環境を整える目的が便秘の解消なのか、あるいは免疫力アップなのかによって、選ぶべきサプリメントは異なります。なぜなら、乳酸菌は200以上もの種類があります。どの乳酸菌が含まれているものを選ぶかによって、腸の中がどのような環境に整うかが変わります。例えば、乳酸菌シロタ株ならオールマイティーな整腸作用がありますが、フェカリス菌やKW乳酸菌ならアレルギーの改善、プラズマ乳酸菌なら免疫力アップなどなど。乳酸菌にもそれぞれに得意分野があるというわけです。ですから、サプリメントを選ぶ際には自分が求めるような環境にしてくれる乳酸菌が配合されているかどうかについてきちんと確認するようにしましょう。

安心して飲めるよう徹底して製造管理している

乳酸菌サプリを選ぶ際に、どのような菌が配合されているのかという成分と同じくらい注目したいのが製造に関する安全基準です。サプリメントは毎日摂取するものですから、成分の面では防腐剤や香料・着色料などの添加物をなるべく含んでいないものがベスト。また、製造する工場の品質管理や安全基準も、なるべく厳格な品質管理基準を設定しているもののほうが安心です。

一方で、乳酸菌は毎日摂り続けることが大切です。そうなると、あまりにも高額なものは続けられなくなってしまうかもしれません。ですから、成分や品質管理基準などをきちんと確認し、1日あたりのコスパなどもしっかりとチェックしたうえで、納得できるサプリメントを選ぶようにしましょう。